「PRESIDENT Onlineに『脳細胞が増える運動「3つの条件」』という記事があります。」

「運動をすると脳細胞が増えるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。『脳細胞が増える運動「3つの条件」』には、『「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞(ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」

以前は「脳のニューロンの数は生まれたときに決まっており、その後は加齢とともに減っていく一方で、増えることはない」と考えられていた。だが最近では、さまざまな要因で後天的に増えることが科学的な常識となっている。

「ニューロンの数を増やすために最も効果が期待できるのは、運動です。さらにものを覚えたり認知能力を高めるために必要な神経結合を増やしたり、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンといった思考や感情にかかわる神経伝達物資の分泌を促す効果も、運動にはあります」と、レイティ氏は言う。

たとえばいくつかの研究では、有酸素運動によるトレーニングを行うことで、記憶をつかさどる海馬が大きくなることがわかっている。

また、継続的な運動によって、脳の認知能力が強化されることも明らかになってきた』という記載があります。」

「どういう運動が効果的なのでしょうか」と町会長。

「『脳細胞が増える運動「3つの条件」』に、『レイティ氏が勧めるのは、一定時間にわたって心拍数を上げるタイプの運動だ。研究によると、数ある体力の評価基準のうち、とくに心肺機能が学業成績と強い相関関係を示しているという』記載があります。」

「心肺機能が上がる運動がいいということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕も、肺経に属する小脳の軟膜が緩むと、小脳の機能が上がって運動能力や学習能力が上がることを確認しています。」

「心臓の機能については、どうお考えなのですか」と町会長。

「進化論的には、脳に十分栄養が行かないために能力が低いタイプの人間が生き残ったと推定しています。」

「能力が低ければ、子孫を増やして大きな集団を形成することが難しいので、インフルエンザが変異して、致死性の高いものになる可能性が低下するからですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、現代人は心臓の機能が上がれば、脳内の血流がよくなり、必要な栄養が送り込まれるようになり、脳の機能が上がるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。東洋医学的には、心臓や血管を経絡的に緩めることが、脳の機能を上げるために必要な治療となります。」

「東洋医学では、心臓や血管を経絡的に緩めることができるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。例えば、パワーがある心臓や血管の模型を作れば、経絡的に緩みます。」

「なるほど」と町会長。

「この記事で特筆すべきなのは、『「ただ、子供たちの場合は、本人が好きで楽しいと感じることをやらせてください。かけっこ、ボール遊び、ダンスや体操など、なんでも構いません。毎日、運動させるのはとても大変なことですから、無理をしないことが大切です」(レイティ氏)

なぜ、サッカーやバスケットボールなどでは駄目なのか。その理由をレイティ氏はこう語る。

「チームスポーツの場合、運動に苦手意識を持っている子は、体を動かしにくい。ですから、頭を良くする運動の観点からは、競争や勝負を排除したほうが良いというのが、私の考えなのです」』と書いてあることです。」

2021/10/6

<水道後記35>
手が空くようになったのは7月も半ばを過ぎてからだった。母屋の北東の角に立水栓から水道管に沿って掘った穴は埋めずに蓋をしておいただけなので、作業を再開するのは簡単だった。

落ち着いて穴の中を走る2本の水道管を見ると、南側を東西方向に走る20ミリの水道管は、時々使っている立水栓と繋がっているので、元栓と繋がっているのは明らかだった。

問題は、東西方向に走る20ミリの水道管の4.5センチほど北側を走る内径13ミリの水道管だった。元栓から出ているのは内径13ミリの水道管なので、北側を走る内径13ミリの水道管に水が流れている可能性は高いと思われた。

問題は水が流れていることをどうやってチェックするかということだった。穴をこれ以上掘らずに水が流れているのをチェックするかというのが問題だった。水道管の穴を新たに掘るより、埋設されている水道管に沿って、水道管を傷つけないように穴を掘るのは、手間もかかるし時間もかかるからだ。<続く>

2024/9/20